【第73回】子育て世代に必須な個人賠償責任保険について解説します

今回は小さなお子様がいる世帯向けの保険を紹介します。

先日私自身のお話ですが、2番目の子供が新しく行く予定の保育園の説明会に行ってきました。

その際にこのような保険商品のパンフレットをもらいました。

キッズガード

今回はこの保険に関する内容を説明し、結論この保険に加入は不要であることの解説を行います。

キッズガードとは

ではまずこのキッズガードについての中身を見ていきます。

保育園に通う園児向けに作られた保険で個人賠償責任保障がメインとなっている保険です。

その他、熱中症、傷害補償、食中毒など子供に起こりうる様々なリスクに対して保険金がおりる保険になっているようです。

料金は年間6,000~8,000円

個人賠償責任補償とは

少し聞いたことのない言葉がでてきましたね。

この個人賠償責任補償とは保険の加入者やその家族が誤って他人にけがをさせたり、他人の物を壊してしまった場合、それに関する賠償金を保証するものです

補償例

図を入れる

このような事例を親の知らぬ間に子供が起こしてしまうとその家族の人生は取り返しのつかないものになってしまいます。

実際に平成25年7月には神戸地裁において坂道を下ってきた小学5年の少年の自転車が歩行中の62歳女性と衝突し、歩行者の女性が意識不明となった事例で9,520万円の賠償命令が出ています。

日比谷ステーション法律事務所からの出典 賠償金の詳細な計算がされています

通常の家庭ならばこのような高額な賠償金を支払うことはできず、ましてや住宅ローンを支払っている最中にでもなれば破産してすべてのものを失ってしまう可能性があります。

このように、個人賠償責任保険は起こった際に人生が終わってしまうリスクに対して有効な保険だといえます。

ではなぜこのキッズガードは不要なのでしょうか?

キッズガードが不要な理由

理由1 ケガや病気の補償が不要だから

キッズガードには個人賠償責任保険だけでなくケガ、病気、熱中症、食中毒など様々なリスクに対する補償も含まれています。

これが不要であることの原因です。

不要である補償内容

そもそも私たち日本人にかかる医療費は原則3割負担であり、6歳までは2割負担です。

また、高額療養費制度によって1か月でかかる最大の医療費もあらかじめ決まっています。

さらに自治体によっては中学生や高校生の間は子供にかかる医療費が無料、または月500円までしかからないように助成される制度があります。

私の住む自治体では小学校にあがるまでの医療費は0円で、高校生になるまで毎月最大500円(1医療機関につき)で入院した場合は最大4,000円が自己負担額となっています。

自己資金から出す金額が非常に少なくて済むため私はこのような補償は不要だと判断します。

私の住む自治体の助成制度

理由2 火災保険や自動車保険に個人賠償責任保険特約がある

実は火災保険や自動車保険にはこの個人賠償責任保険のみを付加する特約があるのです。

保険会社によって賠償額の限度額はさまざまでご自分で加入している火災及び車両保険の特約ではいくらになっているかを確認する必要があります。

私の加入していた保険で見積もりを行ったら火災保険で加入するのが安いことがわかりました。

自分の場合
  • 自動車保険:アクサダイレクトでは補償限度額3000万で年間+6,000円
  • 火災保険:東京海上日動で補償限度額1億円で7年分で+8090円
東京海上日動で契約しました

7年分と中途半端な数字なのは、はじめ10年契約の火災保険を契約していて3年経過したところで特約を追加したため残り7年分を一括で支払う必要があったためです。

それでも1年あたりの金額にすると約1,000円程度になるわけですからめちゃくちゃ安いです。

ちゃんと示談交渉も保険会社が行ってくれます。また、保険をつかっても自動車保険のように等級がないため翌年から保険料が上がることもありません。

言い方は悪いですが使いホーダイです。

まとめ

  • キッズガードは個人賠償責任保険と子供のけがや病気に備える保険である
  • 子供のけがや病気は基本的に自治体の補助により医療費はかからない
  • 個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険の特約にある
  • 以上のことからキッズガードへの加入は不要

はるさめ
個人賠償せ金保険は家族全員に適応できるので子供だけでなく大人も守れる良い保険だと思います。
ご自分の保険の加入状況を今一度確認して無駄な保険に加入しないようにしましょう。

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