【第52回】自動車保険は最低限にしよう

田舎暮らしの兼業農家は軽トラックと自家用車の2台持ちであることがほとんですね。

そうなってくるとネックになるのが車の維持費。燃料代、税金、車検など固定費はどうしようもありませんがたった一つだけ自分でなんとか安くできるものがあります。

それが自動車保険の見直しです。大事なポイントさえつかんでしまえばあっという間に年間のコストを下げることができ節約にもなりますので是非検討してください。

ここで前置きしておきますが、私の価値観として車とは移動手段であり、問題なく動きさえすれば何でも構いません。軽微なキズやヘコミを直すことは移動手段という目的を考えると必要ないという判断で保険も選んでいますので注意してください。

前提条件
  • 車はあくまで移動手段なので安い中古でよい
  • 走行に支障のないキズやヘコミは修理しない
  • 仮に修理になった場合でも安く済むようにシェアの多い車種を選んでいる(約7年落ちのトヨタノアと軽トラ)

自動車保険の基本

大きく分けて自動車保険には自賠責保険と任意保険の2種類あり、特に自賠責保険には車やバイクを使用する際には必ず加入していなければならない保険です。

自賠責保険

  • 絶対に入らなければならない保険
  • 事故を起こして死亡させてしまったとき3000万円まで保障される
  • 傷害による損害は120万円までは保障される

これは強制的に加入しなければならないので固定費だと思って特に気にすることはありません。

ただ実際に死亡事故を起こしてしまった場合の損害賠償金は余裕で億単位の金額になるため基本的にこの保険だけでは車を運転するリスクというのは高いものになってしまいます。

イーデザイン損保からの引用 死亡事故による賠償額

仮に自賠責保険だけ加入してこういった事例に発展してしまった場合、自分の生活は絶対に破綻してしまいます。そのリスクを避けるために任意保険に加入する必要があるのです。

ただし何でもかんでも補償内容をあれこれつけては気づかない間に浪費になってしまうため、もし起こってしまったときに自分の生活が破綻してしまうのを防ぐもの、また自分の時間を奪われないようにする保証を契約しましょう。

任意保険

任意保険には等級が存在し、これによって保険料のベースが決まります。1〜20等級まであり数字が大きくなるほど保険料が安くなります。反対に事故を起こしてしまった場合は等級が下がってしまいます。

また、この等級は1年間保険を使わなければ1等級ずつ上がり20等級になるとそこでストップするわけです。

また、様々な特約が存在し、色々と付加していくことで保険料が割増になっていくというトッピング形式です。

SBI損保より引用 等級
  • 1〜20等級が存在し、1年間保険を使わなければ等級は上がり、保険を使うと等級が下がる
  • 保証内容は様々な特約が存在しトッピングのように追加することで保険料が決まる

自動車保険を安く上げるにはこのトッピングを必要最小限のものにすることだけです。

必要最小限のトッピング

ではこの必要最小限とはどのように決めればいいのでしょうか。

それは比較的発生する確率の高い軽微な故障は自己資金で補い、確率は少ないが起きると生活が困難になる損害のみを保険でカバーするという考え方です。

以前から医療保険や生命保険の解説でも同様なことを私は解説しています。保険に関しては原則この考え方をベースに選ぶべきなのです。

つまり対人対物に対する損害賠償が限度額無制限にするだけでよく、特約は揉め事になった際、自分の時間を失わないように弁護士特約のみつけることをお勧めします。あともう一つ対物全損時修理差額費用補償特約はつけておきましょう。

対物全損時修理差額費用補償特約とは、通常事故を起こしてしまった場合に発生する修理代は対物保障から支払われますが無制限にしていても実は相手の車の時価額までしか保証されません

もし修理代が車の時価額以上の修理代が発生するとそこは保障の対象外になってしまうのですがこの特約を付けておくと50万円までは保障してくれます。しかもこれをつけても年間で数百円程度しか値上がりしませんのであまり家計に影響を及ぼさないと思います。

おとなの自動保険から引用 対物全損時修理差額費用補償特約 
契約すべき保証内容
  • 対人対物の損害賠償を無制限にする
  • 弁護士特約(+2000円位/年)
  • 対物全損時修理差額費用補償特約(+数百円/年)

 どうですか?かなりシンプルじゃないですか?ではどこの保険会社にすればよいでしょうか。

一括見積もりを取りましょう

今の時代は窓口になんか行く必要はありません。ネットで全て完結できます。むしろ窓口に人間を配置しているから保険の掛け金も高くなっているので、保険に関しては、窓口に近づくのは絶対にやめておきましょう

検討する車の車検証を見ながら価格コムの一括見積を利用しましょう。一斉に各社から上記の条件での見積もり結果がメールで送られてきます

私が一括見積りを行った結果はアクサダイレクトが一番安い値段でした

人身傷害障害保障特約はAXAダイレクトのこの契約では必ずつけなければならず外せなかったので最低額にしています。本来は対人賠償保険の範囲で保障されるためです。なぜなのでしょうか、、、

何はともあれこれで年間の保険料は23,760円/年と非常に安くなりました。月々で2,000円程度です。

この手続き自体は手元に車検証と今の保険の証書を手元で見ながらすれば10分程度で新たに契約することができてしまいます。

今まで窓口でやり取りしていた自分にとっては非常に驚くような出来事でした。今までの時間は何だったのかと!!

 

まとめ

自動車保険について
  • 自賠責保険では起こりうるリスクに対応できないので任意保険に加入する必要がある。
  • 保険の契約は窓口ではなく価格コムの一括見積でよい
  • 対人対物保障は無制限、弁護士特約と対物全損時修理差額費用補償特約のみでよい
  • 目安として保険料は年間2~3万円に収まる範囲がベストな価格帯

はるさめ
いままで保証を手厚くしていた人はいきなりここまで削ると事故を起こしたらどうしようと思ってしまいますよね。逆にそれくらいの気持ちで運転した方が安全に運転できるのではないかと思います。というか私自身がそうでした。皆さんも車の運転には十分に気を付けましょう。

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