【第52回】自動車保険は最低限にしよう

車を持つ人にとっては切っても切り離せないのが自動車保険です。

通常の自賠責保険に加え、任意保険に入るのはほとんど義務のように思って加入していますが、その内容についてはきちんと考えていますか?

きちんと最低限の貯金さえ用意しておけば実はたった3つの保証さえしておけばそれ以外の保証は必要ありません。

この3つを押さえるだけで年間の保険料は24,000円くらいに押さえられる可能性があります。

今回はその加入するべき保証とその理由について解説していきます。

この記事を読むべき人
  • 車を持っている人
  • 任意保険に入っているが保証内容を理解していない
  • 自動車保険の保険料が年間24,000円以上払っている人(目安)

自動車保険の基本

大きく分けて自動車保険には自賠責保険と任意保険の2種類あり、特に自賠責保険には車やバイクを使用する際には必ず加入していなければならない保険です。

自賠責保険

  • 絶対に入らなければならない保険
  • 事故を起こして死亡させてしまったとき3000万円まで保障される
  • 傷害による損害は120万円までは保障される

これは強制的に加入しなければならないので固定費だと思って特に気にすることはありません。

ただ実際に死亡事故を起こしてしまった場合の損害賠償金は余裕で億単位の金額になるため基本的にこの保険だけでは車を運転するリスクというのは高いものになってしまいます。

イーデザイン損保からの引用 死亡事故による賠償額

仮に自賠責保険だけ加入してこういった事例に発展してしまった場合、自分の生活は絶対に破綻してしまいます。そのリスクを避けるために任意保険に加入する必要があるのです。

ただし何でもかんでも補償内容をあれこれつけては気づかない間に浪費になってしまうため、もし起こってしまったときに自分の生活が破綻してしまうのを防ぐもの、また自分の時間を奪われないようにする保証を契約しましょう。

任意保険

任意保険には等級が存在し、これによって保険料のベースが決まります。1〜20等級まであり数字が大きくなるほど保険料が安くなります。反対に事故を起こしてしまった場合は等級が下がってしまいます。

また、この等級は1年間保険を使わなければ1等級ずつ上がり20等級になるとそこでストップするわけです。

また、様々な特約が存在し、色々と付加していくことで保険料が割増になっていくというトッピング形式です。

SBI損保より引用 等級
  • 1〜20等級が存在し、1年間保険を使わなければ等級は上がり、保険を使うと等級が下がる
  • 保証内容は様々な特約が存在しトッピングのように追加することで保険料が決まる

自動車保険を安く上げるにはこのトッピングを必要最小限のものにすることだけです。

必要最小限のトッピング

先に結論だけ述べておくと、対人対物無制限、対物全損時修理差額費用補償特約、弁護士特約の3つに加入しておけばあとは何も必要ありません。

この3点について詳しく説明していきましょう。

対人対物無制限

これは文字通り人やモノに対する損害賠償を無制限に保証してもらうことになります。

任意保険に加入すれば基本的にこれはついてると思いますがしっかりと確認はしておきましょう。

対物全損時修理差額費用補償特約

見慣れない保証かと思いますが非常に重要な保証です。

例えば事故を起こして相手の車が全損と判定されたが、大事な車だから修理を行う場合を考えてみましょう。

その場合もちろん対物保証を使ってその費用が保証されます。

ただし、保証されるのはその車の価値まで(時価)しか保証はされません。

え?無制限じゃないの?というツッコミが入りそうですが、その範囲内で無制限に保証するという意味なのです。

例えば車の価値が50万円だと判定されている車の修理費が100万円だった場合、50万円は対物保証の部分から保証され、オーバーしている50万円の部分がこの保証によって保証されます。

この保証はプラス数百円でトッピングが可能なため、費用対効果が大きいと考えています。

弁護士特約

しばしば事故を起こしたり、巻き込まれたりすると過失割合で揉めたり示談交渉を行うなどして最悪裁判になることがあります。

この場合に弁護士特約をつけているとその弁護士を雇う費用が全て無料になるのです。

これも年間で2,000円ちょっとしかかからないことが多いので非常に心強いです。

ただ、過失割合が10:0で相手側が悪い場合でも使えるという点がこの特約の最大のメリットです。

どういうこと?って思うかもしれませんが相手が100%悪いことが確定するような事故の場合は自分の保険の負担がないため、相手の加入している保険会社とは自分が対応しなければなりません。

正直、その事故で怪我なんかしてる時に電話対応などするのなんか非常に面倒で手間がかかります。

しかし、このあたりのやりとりもこの特約があれば弁護士を通じて交渉を行ってくれます。

通常、弁護士費用を自分で負担するとなるとまず着手金で20万円程度支払う必要があります。

そして相手からの保険金や示談金の数十%を報酬として支払う必要があるためかなり費用は高額になります。

実際に職場の同僚が弁護士特約を用いて示談金を50万円近く受けとったのですが、もし弁護士費用を自己負担した場合いくらかかるか聞いたそうです。
着手金と成果報酬合わせると半分近くかかるとのことでした。

この費用を年間2,000円程度支払っておくだけで負担がなくなるのはコスパがいいと思います。

契約すべき保証内容
  • 対人対物の損害賠償を無制限にする
  • 弁護士特約(+2000円位/年)
  • 対物全損時修理差額費用補償特約(+数百円/年)

 どうですか?かなりシンプルじゃないですか?ではどこの保険会社にすればよいでしょうか。

一括見積もりを取りましょう

今の時代は窓口になんか行く必要はありません。ネットで全て完結できます。むしろ窓口に人間を配置しているから保険の掛け金も高くなっているので、保険に関しては、窓口に近づくのは絶対にやめておきましょう

検討する車の車検証を見ながら価格コムの一括見積を利用しましょう。一斉に各社から上記の条件での見積もり結果がメールで送られてきます

私が一括見積りを行った結果はアクサダイレクトが一番安い値段でした

人身傷害障害保障特約はAXAダイレクトのこの契約では必ずつけなければならず外せなかったので最低額にしています。本来は対人賠償保険の範囲で保障されるためです。なぜなのでしょうか、、、

何はともあれこれで年間の保険料は23,760円/年と非常に安くなりました。月々で2,000円程度です。

この手続き自体は手元に車検証と今の保険の証書を手元で見ながらすれば10分程度で新たに契約することができてしまいます。

今まで窓口でやり取りしていた自分にとっては非常に驚くような出来事でした。今までの時間は何だったのかと!!

 

まとめ

自動車保険について
  • 自賠責保険では起こりうるリスクに対応できないので任意保険に加入する必要がある。
  • 保険の契約は窓口ではなく価格コムの一括見積でよい
  • 対人対物保障は無制限、弁護士特約と対物全損時修理差額費用補償特約のみでよい
  • 目安として保険料は年間2~3万円に収まる範囲がベストな価格帯

はるさめ
皆さんも車の運転には十分に気を付けましょう。

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