【第12回】iDeCoの制度が変更に?

令和二年の5月の税制改正大網が閣議決定され、確定拠出年金制度の改正案も方針が決まりそうです。

今回は個人型確定拠出年金制度、通称iDeCoに関するお話です。

iDeCoとは

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは自分で決めた金額を60歳まで積み立てながら運用を行い60歳以降は公的年金のプラスとして受け取ることができる制度です。

また、60歳までに積み立てた金額は所得税の控除を受けることができるため、節税効果もある制度です。また、積み立て中に発生した利益には課税されません。

もともと確定拠出年金のような制度は企業型や確定給付型などが存在していましたがサラリーマンが掛け金を負担することはなかったのであまり注目されることがありませんでしたが、2016年に初めて登場し何度も適用の範囲が拡大されたことで多くの国民の耳に入る言葉になりました。

積み立てることができる限度額

積み立ての限度額には職業や立場によって異なるため注意が必要です

自営業者                      68,000円/月

厚生年金加入者 

 確定給付型年金加入者の場合            12,000円/月

 企業型年金の加入者の場合             20,000円/月

 上記の確定給付型の年金を実施していない場合    23,000円/月

 公務員、私学共済制度加入者の場合         12,000円/月

専業主婦(夫)等                  23,000円/月

自分の場合を確認していただけましたか?

ちなみに企業型の確定拠出年金制度に加入している会社の社員はiDeCoとの併用が認められない場合があります。

しかし今回の改正案ではその制限もなくなりそうなので大きく期待されているようです

どうやって始められるの?

証券口座を扱っている銀行窓口やネット証券会社で可能です。

手続きにかかる手間や時間効率を考えるとネット証券で開設するのがいいのは言うまでもないですね。

口座開設の申し込みができると加入者が書き込む用紙と雇用者(会社側)が書き込まなければならない用紙が送られてきますので書いてもらったら郵送してし1,2週間くらいで開設できるようになります。

選ぶなら楽天VTか楽天VTIの2択

口座をしたら数ある運用商品の中からどれを選べばいいかわからないと思いますが基本的に信託報酬が安く0.5%以下のものを選んでおけばほぼほぼ大丈夫だと思います。

個人的おすすめは楽天VTか楽天VTIのどちらか2択になります。

楽天VTは楽天・全世界株式インデックス・ファンドで先進国(日本含む)約8000社分の株式が含まれた投資信託です。これ1つだけで全世界に分散投資をできるため初心者が初めに持つべきファンドの1つだと思います

楽天VTIは楽天・全米株式インデックス・ファンドのことでアメリカ市場の約4000社の株式が含まれた投資信託です。こちらは上場するアメリカ株をほとんど含むため、これ1つでアメリカ市場全体をカバーできるファンドになっています。

楽天VTI

デメリット

iDeCoだけでなく確定拠出年金制度に関して全てに言えることですが

60歳になるまでは原則引き出せないお金になってしまうことが最大のデメリットです

企業型や給付型企業年金は会社側が負担して積み立ててくれますから家計に影響はありませんが

iDeCoに関しては自分で拠出するため60歳まで使えなくなるお金を徐々に増やしていくことになります

また、投資商品を購入した場合は元本割れのリスクは伴います。

節税になるからと言って始めたものの赤字になっては意味がありませんのでご注意を。

投資は自分の生活に影響が出ない範囲で行うことなのでしっかりとしたリスク管理をする必要があります。

個人的なおすすめ

iDeCoでは積立金を定期預金、保険、国債、投資信託などの商品の購入に使用できます。

また非課税のメリットを受けるには60歳まで続けなければならないためかなり長期の運用が前提となってきます。このため私としては楽天VTIを1点買いするのが好ましいと考えています。

以前、投資信託の商品でS&P500というアメリカの株価指数を投資対象にした商品を紹介しましたがこの指数に連動した投資信託の商品は15年以上積み立てていれば必ず元本以上の資産になっているという実績があります。

証券会社によって購入できる投資信託の商品も異なるため、注意は必要ですが私が使用している楽天証券では楽天VTIS&P500に近い投資信託商品になっています。

まとめ

  • iDeCoとは60歳まで自分のお金を積み立てて資産運用を行える制度である
  • 積み立てた分は所得税の控除が受けられ、発生した利益にも課税されない
  • 自分の状況(自営or会社員・公務員or 主婦)で積み立てできる金額が異なる
  • 60歳まで引き出せないので生活に影響が出ない程度にしておく

テレビでもネットでも耳にすることが多くなり節税するにはこれ!!みたいなことも聞きますが生活に影響が出ないようにリスクを管理することが一番大切なので一度自分で考えてから行動しましょう。

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