【第48回】YouTubeでお勉強

昨今の情報収集はテレビよりもインターネットの時代になりました。とりわけ私自身が利用しているのはYouTubeです。多くのYouTuberがいろんなコンテンツで情報を提供してくれます。

資産運用に関するYouTuberもたくさん活躍されており、プロの投資家や凄腕経営者、芸能人等たくさんの動画があります。

正直どれも勉強になるのですが非常にたくさんあり実際どれを見ればいいのかわからないというくらい存在します。

今回は資産運用に関して私自身が参考にしているYouTubeチャンネルを紹介したいと思います。

目次

中田敦彦のYouTube大学

言わずと知れたオリラジのあっちゃんのチャンネルです。このチャンネルはいろんな書籍をあっちゃんの視点で要点を解説していますが、芸人だけあり面白く聞けるのが特徴です。

投資に関する難しい用語はほとんど出てこないので投資初心者には投資とは何なのか?という疑問が解けるののと同時に投資をやらなきゃ出遅れちゃう!という気持ちにさせられます。

投資に関する動画はいくつも上げていますが、第1回の話が1番とっかかりやすいです。これを見て投資に興味を持てなければ投資はしなくていいと思います

両学長 リベラルアーツ大学

私自身の投資家としてのきっかけを与えてくれた、文字通り人生観を変えてくれたチャンネルです。少なくともこのチャンネルに出会うことがなかったらこのブログ自体を始めることはありませんでした。

このチャンネルでは人生にかかわるお金すべてに関しての情報を発信してくれています

お金には貯める、稼ぐ、増やす、守る、使うの5つの力が存在し、これらのバランスをうまくとることで豊かな生活を送ることができるんだよっていうことを伝えています。

この動画のコンセプトは再現性のある方法で動画視聴者が「小金持ち」になる方法を紹介しています。

「大金持ち」になるには事業に成功することが必須ではあるが、「小金持ち」の場合はお金に関する失敗をしなければ誰でも成りえるということを伝えています。その失敗しない方法を毎日朝7時に投稿しているので通勤途中に聞いてみてください。

お金に関する価値観

これは特定のチャンネルではありませんが、お金の価値というものをどういうものかを端的に表現できているなと思った動画です。

幸福の土台となるのはお金ではあるが、自分がいったい何にお金を使いたいのかはきちんと考えなくてはいけないということをこの動画では学ぶことができました。

安いからかう、高いから買わないという判断は誤っており、自分の幸福にとって何が必要かを考えて買うものはいくら高くても買うし、必要ないものはいくら安くても買わない。

こういった自分の価値観を見出すことが人生において大切なんだということが学べました。

【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話

このチャンネルは元証券マン、現投資アドバイザーのYouTubeチャンネルでかなり具体的なシミュレーションを行いどのような投資をしていけばよいのかを非常に深く考察している有益なチャンネルです。

たとえば日経225ETFを過去15年で毎月3万円積立てた場合、S&P500を同条件で積立てた場合の比較などを行い具体的にどれだけ差が出たのかをシミュレーションしていきます。

ただ結果だけ発表するだけでなくその過程でどのように資産が増減しているかも解説してくれるので積み立て途中で時価評価額がマイナスに転じることがあってもいかに心配する必要がないかを説明してくれています。

特に私が勉強になったのが積立中に一括投資を行う最適なタイミングを考察した動画です。

S&P500の過去20年の値動きの中で1週間で5%の値下がりをするのは1年に1.37回あったことからそのタイミングで一括投資をすることで運用パフォーマンスを上げることができるということを学びました。

ロジャーパパ米国株投資

この方はナスダック100の上場企業で働くエリートサラリーマンです。米国高配当ETFをこの方自身が購入しており、それに関するレポート等を動画で報告しています。

また、この方の発信する情報がほとんど海外のニュースや記事からの発信のため英語が苦手なひとでも米国の比較的ホットな情報を取り入れることができます。

基本的に長期運用を前提とした動画が多いのですが短期的なテクニカルな動画もたまに配信してくれます。

特に勉強になった動画は米国株が暴落しない理由という動画でその理由としてブレドス・スラストが観測されたからということを解説しています。

ブレドス・スラストとはS&P500指数に上場する企業の10日間の値動きの中で値下がりした企業より値上がりした企業が2倍以上あるという状態のことを指します。

これの意味することは市場全体で売りの姿勢をもった投資家より買いの姿勢の投資家の方がはるかに多いため市場全体として買いの姿勢が強いことを示唆します。

これは直近30年間で29回しか観測されておらず、しかも96%の確率で平均13%の株価の上昇が見込めるという統計データがあるそうです。詳しくはまた動画をみていただけると理解が深まります。

共通していること

これらの全ての動画で共通していることが1つだけあります。

それは投資で資産を増やすには長期的な目線で行わなければならないということで短期間で利益を得ることはあまり良しとしていないという点です。

芸能人、実業家、投資家、証券マン、エリートサラリーマンそれぞれ違った立場の人間がこうも口をそろえて長期的な目線で資産を増やすのが正解だと主張しているのです。

これらの動画で金融リテラシーを身に着けることで私自身も長期運用をベースとした資産運用を行うようになりましたし、それが正解だともちろん信じています。

これらの動画を参考にし皆さんも正しい金融リテラシーを身に着けてください。

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